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紀州犬物語 「紀州犬は美しい」日本犬は美しい、そして犬の犬舎について(執筆 横田俊英)



(副題)夏涼しく冬暖かい衛生的な犬舎について

(本文)

 日本犬を飼っていると何時しか「日本犬は美しい」と思うようになるものです。紀州犬と四国犬と柴犬といった日本犬を私は飼っていたことがあるのですが、この犬たちはそれぞれに美しいと思っております。この3犬種のうち紀州犬が美しいと思う人がいますし、四国犬が一番だとか、柴犬こそとそれぞれの飼い主が思っているものです。

 美しい犬というのは可笑しいかもしてませんが、眺めているとやはり美しいと思うのは犬馬鹿であるからでしょう。しかし紀州犬などを飼う多くの人々は紀州犬を美しいと思っているようです。

 良い性格をしていて、良い顔立ちをしていて、良い格好をしていて、性格が良く、健康である犬を見ていると、良いなあとやはり感ぜずにはいられないものです。

 そのような良い犬を飼うのに犬が快適、快楽であって、飼い主も楽しいという犬舎を造ることができれば幸いです。

 市販の犬舎は手軽ですが不十分なことも多いのです。少し大きめの犬舎ですと10万円ほどの価格であることも多いですから、飼い始めの当初は折りたたみ式のもので間に合わせて、その後いろんな人々の飼い方に学んでその人なりの犬舎を設置したらよいでしょう。

 特別しつらえの犬舎は街の鍛冶屋や鉄工場で造ってくれます。10万円かそれを少し超える程度で造れますからこうした方法を選んでもいいでしょう。

 日本犬の犬舎は夏涼しく、冬暖かいというとが求められます。湿気を排除することも考慮した犬舎を用意するといいでしょう。

 庭に長いワイヤーを張ってその間を行き来させるという飼い方は犬が自由であるように人は錯覚しますが、この範囲が犬にとって強烈なテリトリーになるので犬はここを守るために神経をうんと使うのでいけないというのが、現在の飼育理論の定説になっております。鎖でつないで飼う飼い方も上記のことと同類であるのです。

 犬を飼うことは犬と散歩をすることと決めて、扉のある犬舎に入れて飼う飼い方がいまの飼い方理論の定説です。犬に余所の人が手を触れる環境をつくっていると必ずといってよいほど口傷(犬が人を咬む)事件が起きます。犬を飼うことは犬と散歩をすることなのです。これをしなくて良い犬は余程小さな室内犬といわれる犬でしょうが、この犬たちだって散歩を好みます。

 犬と楽しく暮らすために良い犬舎を用意して、犬の健康のための環境を整え、犬との良い関係を築くと良いと思います。

 私のところの犬舎は高さ1250mm、横幅1200mm、奥行き800mmで、別途脚部300mmです。入り口は550mmです。私の最初につくったものはこれより少し小さな者でした。犬舎のサイズは横1100mmで奥行き750mm高さ950mm、脚部250mmということでまずまずだと思います。格子の丸棒のサイズ13mmでよいでしょう。鉄を使うかステンレスの中に高級材料を使うかということで、見た目の美しさ、衛生的であることの印象からはステンレスですが、これは贅沢な選択です。

 犬舎の高さを上げることは敷地の制限をかわす方法です。犬と人の目の位置を高くした方が犬と暮らすときに好都合と考えております。足場をブロック等でかさ上げする方法も考えられます。室内高の実際の高さを上げるために屋根を付けるときに角材を用いて対応することでも良いでしょう。

 格子の間隔は60mmから70mmで、犬舎の幅に応じて割り切りの良い寸法をとります。私の新しい犬舎は格子幅60mmですが古い方は70mmです。

 屋根の傾斜は少しぐらいのものなら付けないで、角材をおいてその高さで傾斜を確保することでも良いと思います。真四角にする方が作り方は優しく、かつ見た目も綺麗です。

 入り口はケージから出たあとで外にでる方向に逆でない方が好都合ですが、ケージの置き場が変わればこの利益もキャンセルされますから考えすぎても仕方ないでしょう。

 犬が逃げ出さないという安全性のためにはクマの檻のようにすることが理想です。これはやり過ぎですが。床には適当な板を敷きます。

 250mmの足に斜めの補強剤を入れると強くないます。この状態での足は少し弱いかなと感じておりますが不都合はありません。私の古い方の犬舎は250mmです。強引に押したり引いたりすると少しゆらゆらします。

 飼い主が見ていて楽しい、犬も快適というのが犬舎の在り方です。

 掃除のしやすさということでは水を流せば済んでしまうのが良いと思います。

 木はかじられます。

 檜で造るやり方もあって関東方面ではこの方式を用いる人もいますが、衛生面からはステンレスを用いるのが良いでしょう。贅沢すぎますが。

 出入り口の上下と左右の隙間は檻のゆがみを考慮してピチピチにしないで余裕を持たせるようにします。鍵は利口な犬は自分であけることがありますからカンヌキを併用することも考慮したらよいでしょう。何はほかによい方法があるかです。

 犬舎はこれでよいということはありません。それぞれの犬の飼い方に対する考え方を反映してよいのです。犬は快適、快楽で飼い主も楽しいということを追求します。

 私のところでは2つの犬舎を用意して1年になりますがまだ仕上げております。1回の仕事場の前に設置して障子を開ければ眺められるようにする考えです。障子戸も雪見障子に取り替えるためにこれも用意済みです。足りないのは私の踏ん張りだけです。

 冬場にはパネルの囲いをはめ込みますが、人のいる方面の居室には透明のプラスチックパネルをはめ込むつもりです。

 性格の良い犬、顔の良い犬、格好の良い犬を障子越しに見ながら暮らすことは素晴らしく幸福なことであると夢をふくらませております。

(備考)
 紀州犬の犬舎の詳しい在り方については言及しておりません。わたしの犬舎がおいてある庭には光を通すカーポートが付いていてそのままでも犬舎に雨がはいらないようにはなっております。冬場には摂氏マイナス6度の日が続きますので風と寒さ対策はパネルをはめ込んで行います。夏場は日本の夏そのものですから通風性などを確保します。犬は家族なととはいいません。いま飢えていてまともな住まいをもてない人もいるから、度を超えた思い入れもしません。いまいる犬と淡々と暮らすことが私の在り方です。そして犬を世話することは一緒に運動に出かけることでもありますから、ゴルフなどがスポーツであるようにこれもまたスポーツであると考えております。紀州犬の飼い主が求めることは立場によって様々であるようです。自分の暮らしにほどよく適合していることこそ大事です。自分は無理はしない、犬にも無理はさせないことです。雨の日もあります。風の日もあります。寒い日も暑い日もあります。それでも犬は排泄を要求します。風邪を引いているときや熱があるときには飼い主は無理をしてはならないのです。投げやりにもならずはしゃぎもしないで、飼い犬とゆっくりとゆったりと過ごすことこそが、人にも犬にも仕合わせなことです。勤め人が犬を飼う場合にはなおさらのことです。(文章読み返ししていないので不都合の部分はご容赦のほどを)

(横田俊英 Shunei Yokota)


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お渡しできる 紀州犬の 子犬

○紀州犬の子犬 白、オス 2012年1月初旬生まれ オス犬 その1。血統書込み 17万円 直ぐお渡しできます。
この子をお連れになれば、直ぐに散歩を楽しむことができます。格好のいい素晴らしい紀州犬が家庭にいることは楽しいことです。
オスですが、性格がよくて、優しいので、家庭犬として飼うにはとても良いと思います。良い縁があるとよいですね。
散歩ができて、夜泣きせず、必要に応じて家の護衛のための警報の行動をします。
 (この子は生後8カ月になりますが、めでたく完全歯になりました。感染症予防8種混合ワクチン3度接種済み。
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○紀州犬の子犬、白、メス、2012年8月26日生まれ(出産予定)(メスその1) 血統書込10万円 予約受付中、お渡しは10月初旬 (携帯090-5580-8226横田俊英)

○紀州犬の子犬、白、メス、2012年8月26日生まれ(出産予定)(メスその2) 血統書込10万円 予約受付中、お渡しは10月初旬 (携帯090-5580-8226横田俊英)


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